3歳男の子の七五三撮影
- 昇吾 高野
- 6月13日
- 読了時間: 3分

無邪気さと、お兄ちゃんらしさと。
3歳男の子の七五三撮影を通して感じたこと
先日、3歳の男の子の七五三撮影をさせていただきました。以前、彼が1歳のときにも
スタジオにお越しいただいていて、今回で2回目の撮影。あの頃はまだ、少しよちよち歩きで、ママやパパのそばを離れるのも不安そうにしていた小さな男の子でした。
それが、3歳になった今回は、スタジオにニコニコでのご来店。
自分の足でしっかり歩いて、目が合うとにっこり笑ってくれて……その姿に、思わず「大きくなったねぇ」としみじみ。
この3年間の成長は本当にすごいなあと、改めて感じました。
3歳の七五三は、やっぱり特別
3歳の七五三は、「男の子にとってはまだ早いのでは?」と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。でも、3歳ならではの無邪気さと、ちょっぴり背伸びした“お兄ちゃんらしさ”が見え隠れするこの年齢は、まさに今しかない愛おしい時期。
着物を羽織って、足元も草履に履き替えて……。普段と違う自分の姿に、ちょっぴり照れくさそうにしながらも、「かっこいい?」とママに聞いてみたり、スタッフの言葉に得意げにポーズをしてみたり。
そんな瞬間ひとつひとつが、シャッターを切るたびに愛しくて。
時折、草履が脱げちゃって、「あれ〜?」と笑いながら直す姿も、まだまだ3歳
らしい無垢さがあって、それもまたたまらなくかわいらしいのです。
撮る側として感じた「成長を見守る喜び」
こうして以前も撮影させていただいたご家族が、またスタジオに足を運んでくださること。これは、私たちにとって本当に幸せなことです。
1歳のとき、つかまり立ちをしていたあの子が、今では着物を着てカメラに笑いかけてくれる。その「変化」と「成長」に触れられることが、この仕事のやりがいであり、醍醐味でもあります。
ママにとっては、「もうこんなに大きくなったんだな」と感じる瞬間だったかもしれません。毎日一緒に過ごしていると、少しずつの変化にはなかなか気づけないもの。でも、こうして節目の撮影を通して、改めてその成長を“形”に残すことができると、家族の大切な記憶として心に残るものになります。

最後に
3歳の七五三撮影は、ときには緊張したり、疲れたり、途中で「もうやだ〜!」となることもあります。でも、それも含めて全部が「今」の記録。
泣き顔も、笑い顔も、ちょっとすねた顔も——どんな表情も、数年後にはきっと宝物になるはずです。
今回の撮影を通して、あらためて「写真には、時間をとじこめる力がある」と感じました。この先もご家族にとって大切な1枚として、今日の写真がそっと心をあたためてくれますように。
またいつか、さらにお兄ちゃんになった彼に会える日が楽しみです。
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